FIVBワールドカップバレーボール2015

ロシア/ヨーロッパ代表（4大会ぶり8回目）

1968年メキシコ、1972年ミュンヘン、1980年モスクワ、1988年ソウル大会と、過去4度オリンピックで金メダルを獲得。女子バレーボール界に君臨するのがロシアだ。しかし、ワールドカップは苦戦が多く、今回で8度目（旧ソビエト社会主義連邦時代を含む）の出場となるが、優勝したのは第1回大会のみ。今大会では42年ぶりのワールドカップ優勝を目指すことになる。世界3大大会では2010年の世界選手権を最後に優勝から遠ざかっている。ロンドンオリンピック後に代表を引退したエース、エカテリーナ・ガモワは昨年代表に復帰したが、今大会ではエントリーされず。それでも“圧倒的な高さ”が伝統のロシアには、高い決定力を誇る世界屈指のエースであるタチアナ・コシェレワや37歳の大ベテランで高い技術力を誇るリュボフ・シャチコワなど、身長190㎝を超える実力も経験もある選手が揃っており、今大会も優勝候補の一角と目されている。

FIVB世界ランキング：25位（2014年10月13日時点）